ぺレットストーブ
今年のデトロイトは暖冬、ですがそれでも今日は最高気温マイナス5℃。うー寒い!
昨年の冬は暖房設備を入れるまでリノベが進まず、polar vortex (北極あたりの極寒空気が南に下がってきちゃう現象でー26℃くらいまで気温が下がった)が襲ってきた極寒の冬を電気ストーブ2台でなんとか乗り切った私たち。
今シーズンも暖房設備導入までたどり着けず!
まあ去年1回経験して電気ストーブでも極寒ミシガンの冬を越せることが分かったし、ものすごい寒気がきたらまあトイレの水抜くことだけ忘れなければ何とかなるし、まあいいかーなんて思っていたのですが。
こんなサバイバルな私たちをを見かねた義父からペレットストーブ(Pellet Stove)ってのがあるよ、と教えていただきました。
薪ストーブは知っていて、導入を検討したのですが家の煙突が問題ないか調べてくれるいい業者が見つからず、煙が漏れて一酸化炭素中毒で死にたくないので断念していたのですが、ペレットさんは煙突から煙を出さなくても窓から換気できるというのです。
ペレットストーブは薪の代わりにペレットという、ペットの餌みたいな形の燃料を燃やして発熱するストーブです。
ペレット燃料。
ペレットストーブ。
ペレット燃料はすごーく乾燥した木材が圧縮されたのもで効率的に燃えるので煙も灰もほとんど出ません。
わが家でもかれこれ2ヶ月ほど使っているのですが確かに灰は24時間ガンガン燃やしっぱなしでも両手に乗るくらいしか出ないし、煙も匂いもなく、暖かいです。
しかし、使ってみるとマイナスなところも見えてきました。
一番はペレットを補充するのが思ったより大変なことです。
この辺りで一番安くペレットを購入できるのは一袋40lb(約18kg)を50個以上まとめ買いすることなのですがそれを運ぶのが一苦労でした!
まずお店に行ってお金を払ったら野外にある広ーーーい倉庫のような所に車で移動。
商品受け取り場所に入り、荷物を積んでもらうのですが、フォークリフトを運転できる人がいない!そして商品が見つからない?!
待つこと30分くらい。
やっとフォークリフトが荷物を持って現れる。棚の一番上にあったのね。
車の荷台に到着!
あれれ、
高さが足りなくて中に入らない!
お兄さんビニールを破り一袋取り出しトラックの奥に投げる。
袋破れる、ペレット散乱ww
謝るお兄さん、ほうきでお掃除。
みんなで一段高さを減らすために袋を運び、やっとの事で積み終わりました。
やれやれ。
ここから帰って18キロの袋を50個家の中に運びました。しんどいー。
もっと小さな袋に入ったパレットを購入するという手もあるかもしれませんが我が家ではこの量で二ヶ月しか持たなかったのでこれが最善だと、思われる。。。(まだ家の気密性が完全ではないのでもっと効率化できるとは思いますが)。
その他今まで使ってみて微妙だった点は
私たちが購入したストーブはリモコンがないのでストーブのところまでいって温度調節しなければならないことと、
薪ストーブ感覚で炎が燃えるところを眺めながらストーブの前でくつろげる、なんて妄想を膨らませていたのですがガラスののぞき窓があっという間に煤で真っ黒になってしまい、炎が綺麗に見えなかった(泣)ことです。
メインの暖房が来るまでお家を温めてくれているストーブさん、今年は大変お世話になりますが我が家のメイン暖房機としては使えそうにありません。
これからはあくまで停電時の予備暖房として(電気を使用しますがバッテリーで稼働させることが可能です)活躍してもらうことになりそうです。