メモリアルデーの三連休はずーっとお家直し
メモリアルデーの三連休を利用して、購入した古民家再生のビックプロジェクトの一つであるスチールビーム(金属でできた梁)を入れる作業をしてきました。デトロイトで売りに出される家の多くは販売される前は開けっ放しだったことが多く、金属のように比較的高く売れる建築材は盗まれてしまっていることがふつう、らしいです。私たちの家は約12mの金属の梁と3メートルほどの梁が無くなっていました。あんな重いもの盗んで、運ぶのも大変だっただろうに。
大工さんを雇って梁を入れてもらうことも考えましたが、梁はASWから中古品を安く買えたし、旦那のお父さんが元リノベーションの会社をやっていた大工さんなので、三連休に手伝ってもらって自分たちでやることにしました。
古民家再生仲間の友達も応援にやって来てくれるということになったので、せっかくだから色々友達呼んで、お家公開、梁入れ手伝って&BBQパーティーを家の横でやることにしました。
旦那の両親が最近買ったキャンピングカーをトラックで引っ張って持って来てくれました。家の横の空き地に停めてもらいました。日よけもあって快適なパーティーができそうです。
私は初キャンピングカーにワクワクです。
ボタン一つで部屋が横にウィーンと広がって中は思ったよりとても広いです。オーブン、電子レンジ、冷蔵庫、テレビ、ソファー、もあります!
さて、主役の梁は長い台車に乗せて、トラックで引っ張って運んできました。
三人がかりで地下室まで運びました。みんなとっても重そう!これを1階の床下まで持ち上げてポールを下に当てて固定します。こんな重いのどうやって頭上まで上げるんだ!?しかも地下に運んだら友達帰っちゃうし。
ちなみに垂直に立っている木材は沈んだ床を水平まで持ち上げて固定するために入れたサポートです。これやるのも別に3週間くらいかけて1階の床が平行になるまでハウスジャックというもので床を押し上げて入れたものです。
2本目は長すぎるので、切りました。切っているお父さん、錬金術師みたい。
こんな厚い金属が真っ二つになりました。
私と旦那さん、パパの三人がかりで梁、入りました!梁が無くなっていたせいでずれてしまっていたフロアジョイス(梁に垂直になってる部分のこと)も垂直に直しました。これでかなり1階の床がしっかりしました。やれやれ。
この作業、大工さんに頼むと何千ドルかかるところが、DIYしたので材料費500ドルぐらいで済みました!ありがとうパパ!デトロイトでは持つものは大工スキル、ですね。実際、デトロイトではたくさんの古い家が改装されているので建築のスキルを持った人たちは引っ張りだこだそうです。
愛犬ギャラリー♡
ミシガン州一のメキシコスパーマーケットがデトロイトに
メキシコ料理って美味しいですよね!アメリカに住んでいてよかったと思えることの一つはこのメキシコ料理が安く、比較的どこでも食べられることかな。
デトロイトにはメキシコタウンなるものがあり、美味しいメキシコ料理屋さんがあるそうなので行ってみたいと思いつつ、まだ実現できていません。
でも先日、そのメキシコタウンの東端にあるHoney Bee Market La Colmenaというメキシコ食材専門店に行って来ました。ここが最高!私の一番お気に入りのスーパー決定です。ルームメート曰くミシガン1大きくて有名なスーパーだそうです。
色々なサルサ(サボテンのサルサが漬物みたいな味で美味しかった)やトルティーヤを作って売っていたり、メキシコ料理に欠かせないトマトやアボカドが新鮮で安かったです。オーガニック野菜も結構置かれていました。お肉も質が比較的良くてお手頃です。ミッドタウン周辺のこういう地元のスーパーのお肉は質が怪しいものばかりなのでこれはかなり嬉しい!
私の好きなケソフレスコ(メキシコのチーズ)も見つけました♡アメリカの普通のスーパーにもあったりしますが、さすが専門店、色々な種類がありました。色々試してお気に入りを見つけたいと思います。
これがうまいんですよー。食感とか味はモッッアレラみたいな感じです。ポブラノチリ(10センチ以上あるマイルドな青唐辛子)も手に入ったのでこの2つを使ってチリレイェーノ(ポブラノのチーズ詰め)を作ることにしました!
ポートランドにいた時に近所にあったメキシコ屋さんLos Goditos(安くて美味しいからとてもおすすめです!ポートランドに行かれた際はぜひ試してみて)にこのチリレイェーノを入れたブリトーがあってそれが大好きだったので知った料理です。
ポブラノチリを火で炙り、皮を剥いたらチーズを中に入れ、ケーキ作る時みたいにふわふわにあわ立てた卵をくぐらせて油であげます。。。美味しくないわけがない!!
イメージ画像。
付け合わせはメキシコライスとリーフライドビーンズ(日本語があっているのかは知りませんが、潰して味付けしたお豆です)、牛肉ステーキで完成です!あとサルサも作りました。
作りたてはまだ唐辛子がシャキシャキしているので、私的にはそれをオーブンに入れて唐辛子がとろとろになるまで火を通すのが好きですが(唐辛子から美味しい水分が出て、それを吸った卵の衣がうまい!!)お好みですね。
旅行に来た時でもサルサとチップス、ケソフレスコ、ビールなんか買ってホテルで飲んじゃったりしたら最高なのではないでしょうか?
デトロイトは冷たい雨が降っていますがもう夏はすぐそこだ!
ではまた!
愛犬ギャラリー
デトロイトのファーストフード
アメリカのファーストフードといったら、ハンバーガーが一般的でしょうか。
デトロイトではぜか中東系のレストランやファーストフードがたくさんあります。シュワマという肉や野菜をピタで巻いたラップ的なものとか、ファラフェル(ひよこ豆のコロッケみたいなやつ)とかが人気なよう。
今回は私のお気に入りのシュワマが食べられるBucharest(ブーカレスト)というレストランの紹介をします。
デトロイトの地元のチェーンで市内に何軒かありますが、今回はジェファーソン通りにある店舗の紹介です。
ここは多店舗と違ってカフェがあり、スイーツも食べられるのでおすすめです。
キッチンでお兄さんがチキン焼いてます。
横に併設されたカフェ。おすすめのバナナチーズケーキが美味しかったです。ここのケーキは地元のカップルが手作りしているそうです。程よい甘さで日本人好みな感じだと思います。
私はいつもブーカレストシュワマを食べます。他も美味しそうなんだけど、いつもこれ。外見はブリトーみたいだけど包んでるのはピタという薄いパンです。
中はバーベキューチキン、キャベツの漬物、ピクルス、トマト、ガーリックソース、そしてポテトフライ♡このポテトがうまいんですよー。アメリカではパンにポテトフライ挟んであるものが結構あって微妙だなと思っていたのですが、これはうまい!なんですかね、天ぷらうどん的な、揚げ物が入ることで美味しくなる感じです。ポテトが入っているシュワマはこのブーカレストシュワマだけなので結局いつもこれを頼んじゃいます。
これで6ドルしないくらいだし、量も多いのでお腹いっぱいになりますよ。
デトロイトに来たらぜひお試しあれ!
アメリカで古民家再生
デトロイトには誰も住まなくなって何年も放置された家が沢山、というか感覚では人が住んでいる家と同じか、もう少し多いくらいあります。
こんな風に半分崩れかけていたり、一部燃えてしまっていたり。
不審者が住み着くのを防ぐためにボランティアの人たちが窓やドアに板を打ち付けてくれていたりします。
こんなやばい状況を改善するために色々なプログムがあってみんなで市内を綺麗にしようという取り組みが沢山あります。その一つとして、デトロイトランドバンク(Detroit Land Bank)という団体が毎日3軒、状態のいいお家をオークションにかけて売り出しています。1日3件にしているのは企業が安く土地を買い占めてしまうのを防いで、できるだけ住宅として住んでもらうのが目的だからだそうです。
オークションの入札価格は1000ドルから。これでお家と土地が手に入るという。。。すごいですよね。
廃墟化してしまった家や空き地がまた利用されれば、地域も活性化するし、貯金があまりなくてもマイホームが手に入るという、私と旦那さんはもともと古い家を買って好きなようにリノベーションするのを希望していたので、これはありがたいシステムです。
ということで早速、古民家再生、始めました!
私の旦那さんは一応大工さんなのでできることは自分たちで直したいと思っています。
ワクワクするー!でも、実際できるか私は正直心配してます。
だって今のお家の状態すごいんだもの。外観はこんな感じです。
階段ガタガタ。コンクリートの階段は木が下から生えてたのでいい感じの木でしたが切りました。何もそんなとこから生えなくても。。植物の力おそるべし。
中はこんな感じです。このボロボロ感。
二階の天井が。。。ない。
階段半分ない!
天井のペリペリ具合が半端ない。そして壁紙のチョイスw。
バレーシューズの壁紙。住んでた人の歴史が垣間見れたような。
不思議ドアデザイン。
天井裏は素敵な感じですが、旦那さんが階段の踊り場でう○ちを発見!誰が掃除するかはじゃんけんで決めますwまじか。
そして極め付けは1階の床が沈んでたこと。15センチくらい凹んでた。。。
地下に行って見たらなんと、床を支える鍼が盗まれていた!!だから床が沈んでたのね。とりあえず木材買ってきて床を支えました。。どんだけー。
みなさん、いかがでしょうか。これからちょくちょくこの家のビフォアアフターをお届けしたいと思います。
オークションで落札したお家は6ヶ月以内に直さないと家の権利がまたランドバンクに戻される可能性がある、という制約付きなんです!ある程度の猶予はあるそうですが、どうだろ、うまくいくか、お家直すためにどんなことが必要なのか、これからちょくちょくレポートしたいと思います。
FLINT EASTWOODーデトロイト出身のミュージシャン
先日デトロイトのミュージシャンのイベントにいってきました。
場所はFisher Buildingの廊下。ということでヒップホップあんまり得意じゃないけど面白そうだし、友達がどうしても見たいバンドがいるというので行ってみました。
このイベントです。
めちゃめちゃ廊下だけどちゃんとバーもあった!広いからね。
装飾がすごいからライトアップされてると綺麗。天井が高くて音が響いちゃうのが難点ですが。
Tunde Olaniranがメインで、人気あるかんじでした。音楽のジャンルは、なんなんだろ。ポップもヒップホップもラップもまぜまぜなかんじ。パフォーマンス、すごくよかった。
私的にはS¥BL¥NGが好きでした。名前もいいよね - sibling(兄弟)とbling-bling(ラツパーがつけてるギラギラしたネックレス)をかけてる。
彼ら、ローカルすぎてネットの情報が少ない。
Youtubeにアカウントがあったけどなぜかニルバーナのカバー動画しかないという。。。
地元の音楽聞きに来るのも良さげなデトロイトです。
愛犬ギャラリー。
デトロイトの古着屋さん
デトロイト市内ってGoodwillとかSalvation Armyといったアメリカどこでもある中古品屋さんが見当たりません。でも探して見たら古着やさんをミッドタウンで数件見つけたのでレポートしますね!
Detroit Clothing Circle
屋根のデザインが個性的なお家を改装した感じ。
派手派手ジャケット。きこなせたら素敵。同じエリアでそういうかっこしたおしゃれさんを見ました。
アメリカの古着屋さんて結構買取りもしてるところが多いですがここはこだわりがあるそうで販売だけだそうです。値段は、普通かな。でもデトロイト市内では良いものが揃ってる方だと思います。
この近くにもう一軒。Thrift On The Avenueがあります。
攻めすぎなディスプレーのチョイスに圧倒され、入るのどうしようかなと思いましたが頑張って入ってみたら売ってるものは普通でした。クオリティーと品揃えは1軒目の方がよかったかも。比較的新しい古着が多いかんじでした。
愛犬(ルームメートの犬だけど)ギャラリー始めました。だって可愛いんだもの。
デトロイトのブリュワリー:Atwater Brewary
週末に地元のビール醸造所、アットウォーターに行ってきました!3店舗あるらしくて、ダウンタウンにもありますが、近くにあったAtwater in the Park店に行ってみました。
本物の教会を改装した醸造所です!
外にはバーカウンターがあって夏には良さそうですね。
中も教会感たっぷり。天井高っ!
カウンターからビールを作っているところが見えます。天井が高いけど、コルクボードを天井にひきつめてあるから音楽や話し声が響かない、らしい(旦那談)。教会って静かにするところですもんね、ほんとは。
ファームハウス (farmhouse)
というビールを頼んでみました。爽やかな酸味と独特な風味のあるビールです。
後ろに写ってるステンドグラスのキリストさまを見ながら飲むビール。。。そういえばかなり前にでかい仏像がある飲み屋さんに日本で行ったことがあった気がします。同じことか?でもここは本物の教会ですからね。お寺でビール飲む的なことですな!
ビールリストがこれです。値段はパイントグラス(500 mlないくらい)で5ドル。頼んだ写真のファームハウスは小さめのグラスで同じ値段でした。試飲用は、2ドルです。ちょっと味を確かめるだけなら頼めばどこのブリュワリーやバーでも一口分くらいタダでくれますよ。
Growler (グラウラー)もあります。お持ち帰り用で、ビール瓶の大きいやつ (1.8Lくらい)を買う、もしくは持参してそれにビールを入れてもらうシステムです。それは17ドル。ボトルとか缶で売ってないけどお気に入りのビールをお家で飲みたい!っていうわがまなあなたにオススメです。
私はVooDoo Vator が好きだなーと思いました。アルコール度数が高いのもよし!
リストにあるAVB%がアルコール度数です。IBUは苦味を示しています。
グレープフルーツセッションも試してみたけど、確かにグレープフルーツみたいに酸味と苦味があって私的には微妙だったな。
ご飯も美味しかった。ちっちゃいホッドドッグみたいなのが人気みたいだけど、上のポテトフライにお肉とチーズがかかったやつが美味しかった。ポテトがワッフル型になってるやつ。入れ物給食みたい。。こういうプレゼン最近多いですよね。逆におしゃれ的な。
お店の廊下には昔デトロイトにあったブリュワリーのボトルとラベルが飾ってありました。昔のラベル可愛い!これはダウンタウン店にはなかった気がします。
MO POP フェス 2017!
もう3月も終わりですね。デトロイトは今日は雨です。最近はものすごく暖かくなったり、今日みたいにヒートテックが必要になったり、バラバラです。
あー早く夏が来ないかな!ということで、夏の楽しい妄想をかきたてるのにもってこいの、デトロイトの夏フェス、MO POPフェスを紹介します!
7月29日、30日の二日間に行われるフェスで今回で5回目の開催です。場所はWest Riverfront Parkというダウンタウンの川沿いにある公園です。夏フェスって川の近くの公園でやること多いよね。ポートランドでもフェスといえば川の近くのWater Front Parkでした。
このフェス、2016年にはMatt and Kim、2015年にはModest MouseとPassion Pitとかがヘッドライナーできてたらしいです。私、あまり音楽詳しくないので、ピンと来なかったらすみません。でもPassion Pitは好きだし思い入れがあるバンドなんです。ボストンに留学してた時に、地元のダイブバーで駆け出し中の彼らのライブをみてそれからすぐに人気が出て、サマソニで演奏する彼らをみたときは感動したものです。
さて、今年のラインナップで知ってるバンドといったらFoster the Peopleくらいですが、ビヨンセの妹のSolangeもちょっと気になる。ビヨンセと違って不思議ちゃんなイメージですがライブパフォーマンスは面白いかも。
ポートランドほどクラフトビールは多くないデトロイトですが、このフェスでは地元のビールも楽しめます!イエィ!ということは音楽フェス&クラフトビールフェスということですな!お得です。ミシガンには私のお気にに入りビールがたくさんあります。地元のビール事情はまたおって書こうと思います!
余談ですが去年ポートランドのMusicfestNWに行ったのですが、会場内で飲めるビールはハイネケンとか(バドワイザーもあったかな?)でがっかりした思い出があります。スポンサーの力か?あんなにクラフトビール多いところなのに!髪の毛タダで切ってもらえたのと、Belle and Sebastian(最高だった!)が観れたのは良かったけれど。
このフェス、フードカートや、手作りのものを売っているお店があるあたりは、まあまあ普通ですが、ユニークなのはゲームアーケイドがあることです!
しかも(オフィシャルサイトによると)全部無料!エアコンの効いている場所で昔のアーケードゲームできてお酒も飲めるし、DJまでいるらしい!最高!!
ポートランドにもお酒飲みながら昔のアーケードゲームできるGround Kontrolという場所がありましたがデトロイトも負けていませんな!
どうですか、あー夏よ早く来い!
余談ですがデトロイトに住んでいる皆さん(日本人どのくらいいるんだろ?まあいいや)、今週WDET FMのラジオでMo Popフェスのチケット当たりますよ!
私は、、、もうゲットしましたー!(旦那さんが当たったんだけどね)
最後は自慢しちゃった。
ではまた!
ギネス記録に挑戦中 - Assembly Line Concert 4
デトロイト、寒いです!2月は異常なほど暖かかったのでそれに慣れてしまっていましたが、ここ2週間くらいは寒さが厳しい!風がなくて太陽が出ていれば全然耐えられる程度なのですが。
風といえば、先週、強風の為にデトロイトの様々な地域で数日間に渡る停電がありました。聞いたところによると影響範囲が広すぎて復旧にこんなに時間がかかってしまったのだとか。
こんな寒い中、暖房もお湯も出ないなんて、、、影響があった地域の方が無事に過ごせたことを祈ります。
さて、今回は今進行中のギネス記録チャレンジを紹介しようと思います!
その名もAssembly Line Concert 4!
Assembly lineって工場の組み立てラインのことですね。3月9日から25日まで、24時間続けてずーっとコンサートをやるというものです。
2009年に初めてチャレンジして2011年まで3年連続で世界で一番長い、多数アーティストによるコンサート、という記録を持っているんだそう。たぶん2012年以降は人口が減ってしまったからチャレンジ継続できなくなってしまったんでしょうね。4ってことはそれが今年復活したってことですね!それだけ人口も戻って来てるってことなんでしょうか。良いことだ。
演者が組み立てラインのようにひっきりなしに17日間24時間コンサートをやり続けるってすごいな。深夜とか早朝に参加する人ってどのくらいいるんだろ。地元でとりあえず音楽パフォーマンスできる人は誰でも参加できるようです。
わたしは先週の日曜日に行って来ました。場所はイースタンマーケット(デトロイトの素敵な市場)の中です。
もともとカフェから始まったので会場の前にはコーヒ屋さんがありました。
最初のバンドは地元の教会の人達でした。一番左のお姉さん、歌うますぎ。
次はこのメガネの素敵なおねえさんのバンド。
Improvise(即興)で1曲やってくれたのが面白かった!強風で停電していたことを歌ったりしていて、大変なこととかも歌にして楽しんじゃえ、みたいなところがとっても素敵!最後は歌詞が思いつかない〜♫ってなってたけどそこも歌唱力でカバー、みたいな。すごいわ。
コンサートはライブ配信されていますのでみてみたい方は是非。
グラフィーティ(壁画)が好き
グラフィーティって書くとなんかヒップホップ感が強すぎる感じがするのは私の偏見でしょうか?英語では壁画のことはmural(「ミューロ」って感じの発音)って言います。
東京に壁画あったっけ?っていうくらいアメリカに来るまでは全然気にしていないものの一つだったのですがポートランドにいた時にこの壁画にやられました。
作者はAndrew J Steelで家のインテリアとしても絵を描いてるらしい!いいなー。私も家買ったら描いてもらいたい!(高いのかな?)
彼のウェブサイトにやばい作品がわんさかあるので見てみてください。
実物見たことないけどこれも好き。
さて、その壁画ですが、動物が自転車に乗ってるのですがその動物たちのデザインがやばい!バイクレーンと言って自転車専用道路の脇にあって自転車の街ポートランドにぴったりです♡
バイクレーンを自転車で行くとこのたぬきちゃんがお出迎えしてくれるんです。この子が一番好き。
でもちょっと前に顔にスプレーで落書きされちゃってました!落書きしたやつ許せん!!!ほんとにやめてくれ!
カモのカップル&狼の被り物可愛すぎ!
靴下履いちゃってる。かわゆい!とりあえず一匹のディテールとデザインがすごいのです!ポートランドに行ったらぜひゆっくり全部見て欲しい!
デトロイトにもぜひ来て描いて欲しいアーティストの一人です。
さて、最近デトロイトで見つけた壁画も紹介せねば!
デトロイトの壁画は他の都市とまた違った趣がありますよ!!
古いレンガづくりの建物に書かれたこの巨大な壁画。周りは半壊した家や、ゴミ、焼けた木などが生い茂った土地の中にポツンと立っていました。周りに何もないから空と重なってこうして遠くから見ると巨大なインスタレーションです!見てください、この青空との混ざり具合。素敵すぎ。
あとはRecycle Here!というゴミをリサイクルしてくれる場所がミッドタウンにあるのですがそこの建物の壁画も素敵です。
建物全体がアート、ゴミ箱(真ん中の白っぽいやつ)さえもアート!
目の前の道路は封鎖されていて、スケボーできるようになってます。これプロモとかで使って欲しい!
左側切れちゃってますが狼さんの体とお乳が横にある列車のレールの橋のところまで伸びています。カオスだけどなぜかマッチしている。そしてボロボロのコンクリートとのコントラストがたまらない!
このハチちゃん達がRecycle Here!のロゴです。
ガレージのドアのフクロウさん。サイドの絵とか、すごいな。
この建物の向かいも壁画があって辺り一面壁画です。こんな感じ。
左側にあるマットレスみたいの見えますか?こんな風にこのあたりはゴミとか壊れたグラスとかが道に散乱してます 。
周りに綺麗なお店が立ち並んだところでこれらの壁画を見るのと、何もない殺伐とした土地でこれを見るのとでは経験するものが違うのではないかと思います。
そこにはちょっと現実ばなれしたような、不思議な体験があります。デトロイトに遊びに来ることがあったら、ぜひ綺麗な場所だけじゃなくて、こういうところも見て欲しいと思います。
フィッシャービルディング
デトロイトの建築が好きです。
私が住んでいるミッドタウンにも歴史があって美しい建物があるのでそれを見ながらぶらぶらするのが好きです(寒いけど)。
今回はその中でも際立って美しいフィッシャービルディングを紹介しちゃいます!
これです!外見は、まあまあ。
1928年に車産業で大儲けしたフィッシャー兄弟が金に糸目をかけず、デトロイトのために最大限に美しい建物を建てたい、ということで建築家のアルバート・カンに作ってもらったアールデコ建築です。
中は劇場とカフェ、地産グッズを売ってるお店などが入っています。
中は金キラ金!
劇場のボックスオフィスも金!
実は明日、この劇場で「ヘドウィグアンドアングリーインチ」のミュージカルを観に行ってきます!!!映画でしか観たことなかったのでとても楽しみです!!
古いものを再利用できる環境が好き
古着とか中古家具とか食器とか、古いものを使うのが好きです。
アメリカに来てからは服とか、家具とかできるだけ新品のものを買わないで生活してます。
ポートランドではGoodwillとか古着屋さんによく行ってました。アメリカ製の古い食器や服とか安く買えるから大好き!デトロイトではまだ古着屋行ったことないけど中西部はSalvation Army(Goodwillと同じ寄付型の中古屋さん)が主流らしいです。
あとEstate Saleってものありますね。これもすごくおすすめ!
亡くなってしまった人の持ち物を全部売るセールのことで、その人の家を週末なんかに開放して、家のものを売ってます。聞いた話では売り上げはその人のお葬式などの費用にあてられるらしいです。
その人の趣味によって売っているものは様々で、家の中に半世紀以上眠っていたようなものがいい状態で保存されていたりするし、知らない家の中を覗けるのも楽しいです。
最終日には全て半額になることがほとんどなのでそれを狙うのもおすすめ。
さて、Estate Saleとか古着屋さんはまた今度書くことにして、今回はデトロイトにあるArchitectural Salvage Warehouse(ASW)を紹介しようと思います。
ポートランドにあるRebuilding Centerと同じで、古い家を取り壊した時に出る産業廃棄物の中から使える木材とか、古い窓やドア、装飾などをReclaim (再生利用)する場所です。Rebuilidng Centerは日本のポートランドのガイドブックにも載っていますね。
ASWは主に商業用の家具とか内装を作っていますが、個人向けに色々売ってたりもするらしいです。
ASWの工場の中はこんな感じ。
古い木材の山!です。フォローリングとか梁とか、これらを綺麗にして家具を作っています。
今作っているのは地元のバーで使うカウンターだそうです。
地元から出た、使われなくてゴミとして埋められちゃったかもしれないものがこうして素敵にreclaimされて、地元のお店で使われるって、いいなーと思います。
ちなみにカウンターの上にある箱みたいなのも彼らの作品で、スピーカーになるスマホホルダーなんだって。これも素敵!
ギターのボディーなんかも作っているらしく、地元のお店で売られていました。
新しいものを買って使うのは便利で、時間と労力の節約になるのかもしれないけれど、古いものを一手間かけてきれいにして使う方が、物に愛着が持てるし、面白いものが手に入るので好きです。
今の時代、音楽も、映画やドラマも、服も、簡単に手に入りすぎて、物や情報が右から左へどんどんすり抜けていくだけで、虚しい感じがします。だから音楽ストリーミングじゃなくてレコードで聴いたり、H&Mじゃなくて古着だったり、あえて一手間かけて物を消費したいと思います。
実際のところは、、、難しいけどね。便利すぎて。
ただ単に既存のものを消費するだけでなく、今あるリソースをうまく使う。そんな生活を目指したいです。
デトロイトを題材にしたドラマのプレミアに行ってきた
アメリカにはある地域を題材にしたドラマが結構あります。ポートランドだったらPortlandiaとか、ニューオリンズだったらTremeとか。私もポートランドに引っ越したばかりの頃はPortlandia見て行ったことのある場所が出てくると嬉しくなったものです。
実は、
デトロイトを題材にしたドラマも先日の2/7に放送開始!しました!!
その名もデトロイター。やっぱりデトロイトきてるのか?!
地元のバーでプレミアがあるということなので平日の22:30からだったけど行ってきました!
訪れたのはThe Old Miamiというミッドタウンにあるバーで若者に人気だそう。
中に入ってみると案外人は少なかったです(平日だからかな)。とりあえずビールを飲みながらビリヤード。ポートランドと違って色々な人種の人がいるなーという感じ。ステージとか音響ブースもあって音楽聴く場所としても良さそう。
プレミアということでデトロイターTを着たお姉さんがビール券を配っていました。
コメディーセントラルが払ってくれるらしい。いろんなバーでこういうプロモやってるらしい。金かけてるなー。
ドラマが始まる頃には人も多くなってきました。実は私バーに行く前にオンラインで第一話見ちゃったんです。バーだと聞き取りにくいんじゃないかと思って。
だから内容は知ってたんだけど、途中Temple Barっていう地元のバーで主人公たちが飲んでるシーンでみんな盛り上がったり、見てる人たちの反応が面白かった!
やっぱり知ってる場所が出てくるとテンション上がるよね。Temple Bar気になります。
デトロイターの主人公はマーケティング会社に勤めてる親友二人組で第一話では彼らがクライスラーに営業をかけるっていう話。コメディーです。
やっぱり車から来たか!(クライスラーがスポンサーだから当たり前ですね。)
2013年の破産をネタに自虐的なコメディーだったらどうしよう!って言ってる人もいたけどそうではありませんでしたw。私的には主人公の一人が家を直しながら住んでる設定が一番デトロイトっぽいなーって思いました。
ポートランドって売りがコーヒーとか、クラフトビールとか、ブランチとかで確立してるけどデトロイトは何を売りにして行くのだろうか。ドラマを見る限りではやっぱり「モーターシティー」、車産業、企業の土地って感じしかしなかったな。
とりあえずこのドラマが今後どんなデトロイターを見せてくれるか、期待してます。
Bon Bon Bon - ローカルなショコラティエ
伊勢丹の地下にあるようなオシャレなチョコレート屋さんがデトロイトにもあります。その名もBon Bon Bon。
。Bonはフランス語で「良い」という意味でBon Bonは「お菓子」という意味らしいです。私はあまり甘いもの好きじゃないのですがチョコレート好きな人は試してみるといいかも。私は中身よりパッケージデザインが気に入ったので紹介します。
パッケージはこんな感じ。段ボールでできてて結構オシャレ。
小さな箱に番号が振ってあってその説明をスタンプで押してくれてます。私的には28番のアプリコットとブリーチーズが一番かな。でも期間限定らしくもうすぐバレンタインフレイバーに変わっちゃうそう。パッケージが全部お店で手書きってのがいいな。